アクロQ&A

最終更新:2001年11月27日 更新!(・_・)ノ

意見がある方ははBBSまで!(。・_・。)ノ



Q.
低オイルを使ってみたのですが、ぜんぜんパワーが出ません。
調子悪くなりました。

低オイルは、キチンとエンジン調整できる方ならみなさんにおすすめです。
しかし、ニードルが非常にシビアで、日によってぜんぜん回らなくなったり
します。YSなどは1、2コマでもぜんぜん違います。

パワーが無い場合は、大抵甘いです。

低オイルの関連記事では良いことばかり書いていますが、かれらは上級者なので
一般のみなさんにも全て当てはまるというわけではありません。
ラジコン技術10月号で「YS FZ53で徹底テスト」”メリットを生かして
新たな方向をさぐる”という 猪原賢治さんの記事が乗っていますが、
この内容はかなり参考になると思います。
ぼくが低オイルを使って感じていることとほぼ一致しています。


※ 2001年11月27日 追加!(・_・)ノ

YS&低オイルでアクロは必ず不調です。<ぼくのバヤイ。
(通常飛行は問題なしかな?)
他のクラブ員もYS&低オイルで飛ばしていますが不調は訴えていません。
でもぼくがその機体を飛ばすと不調です。飛ばし方ですね。(笑)

一番わかり易いのが
長い背面フォール>引き起こしてトルクロール です。
引き起こす時にふけません。
こう言う事をしてなければ不調に気づかないかもしれませんけど。

長い間、自作ブレンド超低オイル燃料を使っていたぼくは
より顕著な症状が出ていました。
スロー、レギュレータ調整、ダイヤフラム、燃料フィルター改造など
いろいろ試しましたがダメです。あっちを立てればこっちが立たず、、
つーカンジになってしまいました。

少なくともYSでアクロには低オイルはオススメできません。


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Q.
ナイフエッジでクセが出ます。
機体側を直とすればどこを直せばよいのでしょうか?

A.
主翼取り付け位置、主翼上半角、水平尾翼位置、重心位置、上下重心位置、
胴体側面形状なんかが関係しています。

主翼取り付け位置 低→ダウン癖
主翼取り付け位置 高→アップ癖
主翼上半角(低翼時) 小→寝癖
主翼上半角(低翼時) 大→起き癖
水平尾翼取り付け位置 低→アップ癖
水平尾翼取り付け位置 高→ダウン癖
上下重心位置(低翼時) 高→ダウン癖
重心位置  前→アップ癖
重心位置  後→ダウン癖

あと、固定脚やスパッツですと寝癖、ダウン癖になります。


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Q.
基本的な機体調整はどのように行えばよいですか?

A.
僕の場合は、
1.プロペラ選定。 (回り具合、引き具合など。)
2.重心位置の調整。(エレベータの利き、失速具合などで重心位置を見る。)
3.舵角。 (最大舵角はスナップ&フラットスピンで。)
4.EXPOを調整。 (水平飛行でピクつかないように。)
5.ダウンスラストの調整。(正面、背面のエンコンハイ、スローの具合で。)
6.サイドスラストの調整。(正面、背面の垂直上昇傾き具合で。)
7.左右バランスの調整。 (引き起こし、ループ時の傾き具合で。)
8.ナイフエッジの調整。 (ラダーからエレベータ、エルロンにMIX。)
(順は前後します。)

※ 水平尾翼の角度は、変えられる機体をさわったことがありません。(笑)
※ 主翼仰角を変えなければならないほどの機体もさわったことがありません。
(爆)

正面で真っ直ぐ飛ぶ様に合わせたサイドスラストが背面では逆効果になるので、
背面の多いパターンの場合スラストを減らすのも手のようです。

水平尾翼の角度は、水平で若干ダウンになる位置が良いそうです。
(そのいちで垂直上昇がまっすぐ上がるようになるそうです。)

主翼が軽すぎると水平でふらつきます。両翼端に五円玉程度のおもりを付けると
よいでしょう。

とりあえず、こんなカンジで行っています。


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Q.
他にカッコイイ派手な演技はありませんか?(笑)

A.
背面フラットスピン → ハンノスクリュー → 正面フラットスピン とか
背面フラットスピン1回転 → ウォーターフォール → 背面フラットスピン1回転
→ウォーターフォール って言うのは
カッコイイですが、難易度はかなり高いです。

低空までひきつけてパニック → コブラ → トルクロール とか、
フリーフォール → コブラ → トルクロール ってのも
かな〜りカッコイイですが、難易度メチャ高っす。


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Q.
簡単で派手な演技はありませんか?(笑)

A.
単体のワザなら、
ロムチェバック、フラットスピン、ハンノスクリュー、パニックなどかな?
パニックはかなり派手なのでオススメですね。
派手はどうかは微妙ですが、フリーフォールもよいでしょう。

連続ワザでは、
背面フラットスピン1回転 → 降下1ロール → 背面フラットスピン1回転 →
降下1ロール って言うのはとっても簡単でキレイです。

正面フラットスピン → 切り替えして背面フラットスピン って言うのもスムーズ
におこなうとキレイでいいですよね。

フリーフォール → ウォーターフォール → フリーフォール → ロール → フリー
フォール なんかも意外と簡単です。

ハンノスクリュー → 背面フラットスピン も分かりやすくて簡単でヨイかも。
<パニックに似てるけど。

フラットスピンはエンジン全開ではなく、エンコンスローのゆっくりとしたフラッ
トスピンがとてもキレイですよいですね。(^^)/ KOBのお気に入り♪
それから、フラットスピンに入れる時は、普通のスピンで勢いをつけるのではなく
「いきなりふわっと」がいいですね。

正面フラットは、背面にくらべて入りずらいですね。フラットにするには背面時よ
り多少エンコンを吹かさなければなりません。
なので、背面フラットスピン → 正面フラットスピン はムズいですが、
正面フラットスピン → 背面フラットスピン はわりとイケます。

※ ぼくレベルで複雑な連続ワザをやっとこさやっても、出来ていると思うのは
  本人だけで、おねーちゃんとかに「どうだい?」と聞いても「なんだかわけ
  わかんない。」って言われてしまいます。(笑)
  実際、一般の方からみるとそのとうりでしょうね。なので、シンプルで
  はっきり分かる演技を目指しています。


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Q.
ハンノスクリューが出来ません。
何とかハンノスクリューが出来ますが、機首が下がってきれいにできません。
機首を上げたくて大舵角にすると、かえって姿勢が崩れてしまいます。

A.
演技開始時のエンコンを入れいるタイミングを変えてみましょう。
極端な大打角で行っているのであれば打角を減らしてみましょう。
基本的には、左ラダーがよいのですが、機体によっては右ラダーのほうがよい場合
があります。

エルロンの打角が強すぎたら、フラットっぽく崩れます。
いったん、機体がフラットっぽくスピンしだしたら、舵を抜いても戻らないみたい
です。<これでいままでハマってた。(笑)

エレベータの打角が弱いと落下コースが螺旋状になってしまいます。
エレベータ、ラダーが強すぎたら、尾翼が高速失速しているのか、カクカクして
壊れそうです。(笑)

どうやら、極端な大打角で行う演技ではないようです。
1.EZ EXTRA90 でそこそこの打角できれいにはいる。
2.G202では、最小設定の打角でしか入らない!!
3.センセーションでも最小設定のみそこそこ入るが中打角でも演技が崩れかけて
しまう。

ので連続ワザとして行う場合は、他の演技との兼ね合いを考えたフライトコンディ
ションが必要ってことなのでしょう。。

フラットスピンをからめた連続ワザは、小型機にはツラい演技なのかもしれません
ね。。指で舵の入れ具合をキチンとコントロール出来れば可能かもしれませんが。
(右ラダーバージョンならとっても簡単ですが。。)

機首下げに関しては、打角うんぬんもありますが、機体性能(胴体性能?)の問題
が大きいみたいです。
1.EZ EXTRA90、G202では、少ない打角でシッカリ十字型に
  なりました。
2.センセーションで打角を増やしたり減らしたりしたが、あまり変わらず。

※ 追加!
センセーションの胴体を太く改造したら、大打角でも演技行えるように
なりました。エンコンスローでもOKっす。。。うーん、よくわからない?(笑)


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Q.
フラットスピンに入れる時は、普通のスピンで勢いをつけるのではなく
「いきなりふわっと」が出来ません。

A.
フラットスピンはエンジン全開ではなく、エンコンスローのゆっくりとした
フラットスピンがとてもキレイでよいですね。(^^)/
エンコンスローのゆっくりとしたフラットスピンでかつ、「いきなりふわっと」
するには、

背面飛行からエレベータすこしづづダウンで普通のスピンに入れる時のように機体
をつります。
エレベータとエルロンで機体の水平を維持します。
失速直前にラダーをゆっくり打ちます。
んで失速したら、即、ラダーをフル、エンコンを少し吹かしエルロンを切り返して
いきます。
機体がフラットになったら、エンコンをスローに戻します。

これでOKなのですが、わかるかな?(爆)

機体の水平を維持しながら失速させるのと、ラダーから入れるのがコツです!

機体の水平を維持しながら失速させるので大型機のほうが断然楽チンです。(^^)


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Q.
FZ53でトルクロールに向いているペラのサイズは?

A.
ぼくの53では、APC13×4、12.25×3.75 で
地上12200(15%)回っています。
(でもまだまだ甘いと思う。)ちょっと回りすぎですね。
でもトルクロールなどは非常によく引きのでやりやすいです。

13×6では、地上で10200回転ぐらい。若干きつそう。
飛ばすと13×4より伸びがあります。当然だけど。
上昇も問題なしです。普通に飛ばす分には何の問題もなさそう、音も静かだし。
でもトルクロールはやりずらくなってしまいました。引きが弱いです。

13.5×4 とか13×5 がAPCであればいいのですけどね。

MKの12.5×4 で11500回転ぐらいでちょうどよい回転数でした。
引きもまあまあなのでしばらく使ってみようと思います。

グラウプナーの12×6も幅広でトルクロールに良いそうです。

ただ、どのペラにもいえるのですが、ピッチを下げると水平が伸びないし径を
大きくするとトルクの影響がでますので、他の演技との兼ね合いが難しいです。

※ 追加!
APC13×4で回りすぎるので、12×6は使っていなかったのですが、
これもなかなかヨイです。実は、13×4より回りません!知らなかった。。


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Q.
トルクロール、ホバリングを練習中なのですが、機体が横に倒れてきた時にラダー
うってもリカバリーが出来ません。
もっと早く的確にラダーが打てれば問題ないのでしょうが。。

A.
通常のスポーツ機、スタント機では10〜15°位傾くとラダーうってもリカバリ
ーは厳しいでしょう。
というのも胴体が細いからなのです。
通常、エレベータが効くのは、エレベータでテールを動かし主翼の仰角が変わるか
らです。ラダーは、その主翼に相当するのが胴体側面積になります。
ですから、いくらテールを振ろうとしてもそれを受け止める胴体側面積がないと、
大きく機体をうごかすことは出来ません。
これは、大きなエンジンを積んだり、ラダーを大きくしても改善されるものでは
ありません!

ぼくの2機のFUNは小野師匠のアドバイスで、途中から胴体側面積を増やしたの
ですが、、これがイイ!まったく別の機体になりました。
トルクロール中に機体が倒れてきてもぜんぜんラダーでリカバリー出来るのです。

FUNは通常の機体と比べてやりやすさが段違いです。
なのでホバリング系演技の入門機としてはファンフライが最適でしょう。

最近、MKからアクロ7という言う機体がでましたが、
胴体側面積という点ではあまりオススメではないでしょう。<あくまで入門として
は、、ってことです。
この辺は「MKといってもまだまだFUNは研究不足だのう!」なんて勝手に思っ
ているのですが。。。
実際はフライとしたことがないのでわかりません。(笑)


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Q.
フリーフォールが出来ません。風が少しあるとフリーフォールに入りません。
フリーフォール時にねらったところにもってきたいのですが、風などでうまくいき
ません。
フリーフォールになんとか入るのですが、かなり不安定ですこし舵をうつと翼端失
速に戻ってしまいます。

A.
エレベータの動翼面積が少ないかもしれません、打角が足りないかもしれません。
重心位置が極端に前かも知れません。
エレベータの動翼面積は水平安定板の35%ぐらいは必要です。
50〜60%ですとよりフリーフォールに入りやすいのですが、他の演技が多少犠
牲になるのでその兼ね合いがむずかしいです。
打角は最低でも30°は必要です。推奨は45°切れるとよいでしょう。
重心位置が極端も前よりですと入らないかもしれません。
ただ、誤解されやすいのですが極端に重心を下げないとフリーフォールに入らな
い、というわけではありません。25〜30%あたりでも正しく設定された機体
あれば十分フリーフォールは可能です。

基本的に演技可能な機体は限られています。
高翼の機体や、軽過ぎて失速しないFUNなどは演技自体むずかしいでしょう。

フリーフォール中のスポイロンMIX(エレベータUP時両エルロンUP)を使え
ば、上記の問題(打角が足りない、動翼面積少ないなど)が多少改善されます。
なしより風にも強いです。降下速度が速くなります。
なしの時より安定して狙ったところに降ろせるでしょう。
そこからの他の演技に移行する場合はMIXOFFしなければなりませんが。。。

ちなみに、スポイラーMIXではなくフラップMIXを入れると、より降下速度が
遅くなります。それと入りずらいです。風に弱いです。


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